アニメ映画「劇場版『DEEMO サクラノオト-あなたの奏でた音が、今も響く-』」が2022年2月25日に全国で公開され、東京・新宿バルト9で公開舞台挨拶が行われた。
舞台挨拶には竹達彩奈さん(アリス役)、丹生明里さん(日向坂46/仮面の少女役)、佐倉綾音さん(ロザリア役)、濱田岳さん(ミライ役)、イッセー尾形さん(くるみ割り人形役)、藤咲淳一総監督が登壇。2月生まれの丹生さんとイッセーさんの誕生日を祝ってサプライズで花束とケーキのプレゼントも行われた。
イッセー・丹生、49歳差の共演
本作は音楽ゲーム「DEEMO」を原作とし、竹達さんが演じる記憶を失くした少女「アリス」が、仲間たちと楽譜を集め、ピアノの音色で記憶を取り戻そうとしていく。ゲーム版からアリスを演じている竹達さんは「ゲームの中ではほとんど私しか喋らない世界なので、孤独さが強いんですけど、アニメになってミライだったり、くるみ割り(人形)さんだったり仲間ができて、アリスも年相応の女の子の可愛らしさが出てきて」とゲーム版との違いを話す。
アリスの友人「ロザリア」を演じる佐倉さんは、初日の上映を見て「蓋を開けてみたら新進気鋭の丹生ちゃんがいて、やる気に満ち溢れているイッセーさんという盤石の役者さんがいて、小さい時からよく姿と声を聞いていた濱田さんがいらっしゃって(渡辺)直美さんや松下(洸平)さんの声が入って、終わった後にもうちょっとここにいたかったなって思える空気が出来上がったのが新鮮で」「結構簡単に泣いちゃうんですけど、案の定泣かされました」と感想を語る。
この日花束とケーキが贈られたイッセーさんは70歳、丹生さんは21歳。年齢差は49歳ある 。「2月生まれはこの商売にすごく向いてるんだよ。男も女も。古稀が言ってるんだから間違いない」と話すイッセーさんに丹生さんは「芸能界に入れて良かったです。これからも頑張ります」と答えていた。