チェルノブイリ原発、ロシアに管理できるのか 懸念指摘に大使「安全かつ責任ある取り扱い」主張

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チェルノブイリ原発の状況は「まだロシア側の発表に接しておらず...」

   ドンバス地域を巡る紛争の停戦を盛り込んだ「ミンスク合意」については、

「合意上の義務を履行するようにウクライナ政府に求めてきたが、残念ながらこういった努力の全ては拒否されたり無視されたりした」

とした。

   コルスンスキー氏の会見では、チェルノブイリ原発をロシア側が掌握し、ロシア側は管理のノウハウがないため、放射性物質が拡散する危険を指摘していた。ガルージン氏は、原発の状況をめぐる報道は把握しているとしながらも、「まだロシア側の発表に接しておらず、現時点では、この情報を否定したり確認したりはできない」。その上で次のように主張し、懸念の打ち消しを図った。

「ロシア軍の活動範囲内にある可能性のあるすべての核施設について、安全かつ責任ある取り扱いのために、あらゆることが行われることを保証する」

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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