根拠のない噂が広がり「反中感情」に火をつけている
2月12日に行われたスピードスケート男子500メートルの表彰式で車が表彰台に上がる前に壇上を数回手で払う仕草をした。この振る舞いに複数の中国メディアが反応し、ショートトラックで失格が相次いだ韓国選手の判定を不服として審判に抗議の意志を示したのではないかなどと伝えた。
中国のインターネットでは「なぜ韓国人は敗北を認められないのか」などの批判的なコメントが飛び交う事態に発展した。
このような状況に関して韓国メディア「インサイト」(WEB版)は「中国で広がった嫌韓偽ニュース」などのタイトルで記事を公開。大会が終わった後も連日、中国では韓国と韓国選手に対する根拠のない噂が広がり、「反中感情」に火をつけていると報じた。
また、前出の「朝鮮日報」(WEB版)によると、駐中韓国大使館関係者が「オリンピック期間に過熱した韓中両国国民の感情がオリンピック以後徐々に冷静になることを期待する」とし、「より積極的な交流を通じて偽のニュースが広がる余地を減らしていく」と明らかにしたという。