漫画家の二ノ宮知子さんが2022年2月23日、自身の手がけた「のだめカンタービレ」について、新装版で一部の描写を修正していることをツイッターで明かした。
「のだめ」は漫画誌「Kiss」で2001年から2010年まで連載。新装版のコミックスは、2021年9月から毎月1巻のペースで刊行されている。
「ふふふ。地味に色々変わっているのですよ」
二ノ宮さんは今回のツイートで、読者の「今気づいた!!変わってる!」との投稿を引用して紹介した。
そのツイートは、新装版と元のコミックスで、劇中で有名な男性指揮者のシュトレーゼマンが、ヒロイン・のだめに抱きつくシーンを比較したもの。元のコミックスは両手でのだめの胸を掴んでいるが、新装版では肩を抱く描写に修正されている。
こうした変化を指摘したツイートに、二ノ宮さんは「ふふふ。地味に色々変わっているのですよ」と反応。続く投稿では、「久々に見たら、自分が引いたので、ちょっと直しましたよ。今のわたしの感覚で同等かな」「コンプラとかじゃないです」などと説明している。
このツイートについて、フォロワーから「後世の残るものだからこそアップデートされていくことが重要だなと感じました」との反応が寄せられると、これに二ノ宮さんは「そうですね。単に自分が引くようなものを出すのは嫌なので」と返していた。
ふふふ。地味に色々、変わっているのですよ。 https://t.co/f0uDHkNyYU
— 二ノ宮知子?? (@nino0120444) February 23, 2022