発熱5日後「やっと病院に行けた」 コロナ回復の及川奈央「現場のひっ迫」痛感...本人語る闘病生活

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ワクチン3回目は「打つ予定」

   及川さんは2016年12月に当時41歳の男性会社員と結婚するも、2021年8月に離婚を発表。現在は独身だ。記者は独身者としてコロナ感染をどう感じたかについて話を聞いた。

――これをお聞きするのは非常に恐縮なのですが、及川さんは昨年8月に離婚を発表しました。療養中、家の中では最初から最後までお1人だったのでしょうか?

及川:そうなんです。孤独でした。

――ただ、パートナーがいたら、ましてや子供がいたら、今度は家の中がパニックになってしまいますかね。

及川:本当にそうだと思います。否が応でも自分の家族全員が濃厚接触者になってしまいますからね。私は1人暮らしで「誰にもうつす心配はない」ですから、家の中で隔離されるということはなかったのですが、家族や同居人がいる場合は「家庭内での隔離」が必要になりますからね。

――同居家族がいると「助けてくれる人」はいますが、一方で感染に注意しなければいけませんからね「1人で熱を出すと大変だ」という話はワクチン接種の際にも言われることが多いですが、及川さんはワクチンを打った時はどのような影響が出ましたか?

及川:私はモデルナワクチンを2回打っていますが、副反応の熱は2回目で出ました。最高で38.5度。ただ、それほどつらくはありませんでした。

――これはちょっと不躾な質問になってしまうかもしれませんが、2回ワクチンを打った及川さんが発症してしまいました。ワクチンに対して何か思うことはありますか?

及川:これは「たられば」の話になってしまいますが、打っていなければさらに高い熱が出ていたのかなとも思うので、打っておいて良かったなっていう感じです。というのも、私は知り合いが妊娠中にコロナを発症したんですけど、妊娠中ということで接種をためらっていた最中の発症でした。結果、重症化して大変な目にあいました。回復して子どもも無事生まれ、母子ともに健康ですが、本人から「打つべきだった」と聞いたのは大きかったです。私は仕事上いろいろな方にお会いするので、やはり打つ予定です。
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