「もっと自分で打てるような動きを探していかなくては」
そして話題が清宮の減量に移り、吉川アナから「いわゆる今回話題になったのは(体を)一気に絞った。その効果というのはまだそんなに?」と問われると、森本氏は「運動学」のワードを用いて分析した。
「野球選手で体重増やしたから体重落としたから良くなった点って何かなと思うんですけど。これは運動なので、運動学的ないいものと悪いものを見るんですよ。だから体重が増えて例えばパワーがついて打球が飛ぶかもしれないけど、飛ぶようになる体のメカニズムが何かあるはずなんですよ。だったら体重を変えずに飛ぶ方法のほうがいいと思うんですよ。トレーニングをするなりなんなりして」
さらに「今取り組んでいるヘッドを返さないという変化はあるとしても体の使い方がそんなに変わっていないので。去年の良くない感じから脱した感じではない。今後オープン戦とか入ってくるなかでもっともっと自分で打てるような動きを探していかなくては駄目ですね」と続けた。
清宮は昨年の秋季キャンプで新庄剛志監督(50)からダイエットを促され約9キロの減量に成功。年明けにソフトバンク柳田悠岐外野手(33)やロッテ安田尚憲内野手(22)らと共に佐賀県内で合同自主トレを行い、プロ5年目のスタートを切った。
新庄監督は1月11日にインスタグラムを更新し、清宮の自主トレ画像を添付し「見てもわかるようにかなり絞れてるの皆さんわかりますか!? うちの清宮くん」などのコメントを投稿した。