お会計セルフレジ→セルフレジ→キャッシュレス専用セルフレジ→デジPOS
セブン&アイ・ホールディングス広報は22日、J-CASTニュースの取材に、実験の狙いについて(1)新たな買物体験の提供(2)非接触ニーズへの対応(3)レジカウンターの省スペース化(既存レジの約7割のサイズ)(4)従業員の負担軽減――の4点を挙げた。
セブンイレブンでは現在、客がタッチパネルで会計操作をする「お会計セルフレジ」が最も多く導入されているという。
次の段階として、商品の読み取りから会計まで客が行う「セルフレジ」を、2026年2月末までに2万店以上ある全店舗に1台以上設置する計画をしている。「キャッシュレス専用セルフレジ」も併せて推進する。機械を入れ替える必要はなく、お会計セルフレジの仕様を変更すれば済むという。
新たに目を付けたのが、「セルフレジのそのさらに進んだ形」(セブン&アイ広報)と期待するデジPOSだった。
実験は年単位を予定する。対象店舗の拡大は未定。利用者や従業員の反応を収集し、導入の可否を検証する。