トリガー条項凍結解除実現に「確信を持っている理由」は...?
ただ、現時点で政府はトリガー条項の凍結解除を明言しておらず、その段階での予算案賛成は、国民民主にとってはリスクを伴う選択だ。玉木氏がトリガー条項凍結解除実現に「確信を持っている理由」については、次のように話した。
「岸田総理と私が直接話をしている。それぞれ政党を代表するトップ同士が話をしたことが全てだと思う。今は予算案の審議中で、もし何かやると決めたら、それを踏まえた予算に組み替えるという話が当然出てくる。外で言えること、対外的に発表できることに限界があることも私はよく理解しているので、その意味では、曲がりなりにも自民党総裁、国の総理と、小さい政党ではあるが、公党の代表である私との間で結んだことが全てだと思う」
玉木氏は「最後はトップ同士の真摯なやり取りと信頼」で、「お互いですね、正念場ですよ」とも。その上で、リスクのある判断だったことをにじませた。 「その中で政治家同士が向き合い、何かを決めていくそのことを、互いに信じて進むしかないと思う。そこから生じるすべてのことは政治家が政治家として責任をとる、そういうことだ」
予算案は2月22日に衆院を通過し、参院に送付される。2月24日から参院予算委で論戦が始まる。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)