人気音楽ユニット・DUSTCELLの所属レーベルが、メンバーのEMAさんに対する誹謗中傷や悪質な嫌がらせなどが起きているとして注意喚起した。EMAさん自身もツイッターに思いを投稿。数年に渡って誹謗中傷などの被害に悩まされてきたと告白し「なんて狭い生き方なんだろうと、心底軽蔑しています」と吐露した。
「このような行為が少しでもこの世界から無くなることを切に願っております」
DUSTCELLが所属するレーベル「KAMITSUBAKI STUDIO」は2022年2月19日に公式サイトで「【大事なお知らせ】 弊社所属アーティストEMA(DUSTCELL)に関して」という文書を発表した。
その中で「現在、匿名掲示板やSNSにおいて、弊社所属アーティストのEMA (DUSTCELL) に対する個人情報の流出、根拠のない虚偽の作り話や、画像の無断転載、悪質な嫌がらせ、誹謗中傷、なりすまし行為など、許しがたい書き込みが散見されております」と報告した。
文書によると、EMAさんは同レーベル所属以前から音楽活動を続けているが「もう何年もこの悪意ある書き込みに悩まされてきました」という。レーベルは「これらの行為については当然、到底容認できるものではありません」とし、書き込みをしている人物を特定するため、警察への通報と弁護士を通しての開示請求といった法的措置を進める意向を表明。「今後もこのような誹謗中傷行為が行われた際には、同様に断固たる法的な措置を取っていきます」とした。
レーベル側はEMAさんの思いを「良い音楽を作りたい、作品を届けたい、歌を歌いたい、という純粋な気持ちで本人はこれまで活動をしてきました。そして、それはこれからも変わりません」と代弁。今回の対処について「同様の被害に遭われているアーティストさん、タレントさんなどが今も変わらず大勢いらっしゃる現状ですが、このような行為が少しでもこの世界から無くなることを切に願っております」「そのために、私達は動きます」としている。
EMAさん「本当に悔しくて、憎くてたまらなかったです」
EMAさんも同日にツイッターを通じ、4、5年前から誹謗中傷などの被害に悩んでおり、精神状態が悪くなっていたことを告白。今回、周囲の友人の後押しもあって誹謗中傷に本気で向き合うことができたと明かした。
また「私はただあなた達と何ら変わらない、普通に生活して普通にただ生きている1人の人間なのに、どうしてここまで侮辱的な言葉を浴びせられて、顔を合わせて会ったことも話したこともない人間に、人格を否定されたり容姿に対しての誹謗中傷を言われなきゃならないんだろうって、本当に悔しくて、憎くてたまらなかったです」「その気持ちは今も変わってない。名前も顔も晒さずに自分のストレスを発散したいが為に他人を誹謗中傷する、なんて狭い生き方なんだろうと、心底軽蔑しています」「どうしてそんなに醜いことが出来るのか、私には到底理解できません。同じ人間とも思えない」などと率直な思いを吐露した。
「心当たりのある人からは謝罪の言葉が聞きたい。メールで送ってほしいです。簡単には許す気なんてないけれど」「このツイートを見てもなお誹謗中傷をし続けるのであれば、そのまま法で裁かれて下さい」との姿勢を示し、「同じ悩みを抱えている人達の目に少しでも多く届けばいいなと心から思っています」と願いをつづっていた。
今回の件に関して、私の気持ち伝えるためのサブアカウントを作りました。落ち着いた後にこのアカウントは消す予定です。長くなりましたが、私の今までの気持ちを全て綴りました。この世から誹謗中傷が少しでも無くなるよう、心から祈っています。何卒よろしくお願い致します。 https://t.co/dpPg2FFVQh
— EMA (@eumza1) February 19, 2022
Zepp最高だった ありがとう 次はツアーで会おうね pic.twitter.com/Tu8E2AFIQT
— EMA (@eumza1) November 11, 2021