芸能活動を自粛していたお笑いコンビ「アンジャッシュ」の渡部建さんが2022年2月15日放送の「白黒アンジャッシュ」(千葉テレビ)で1年8か月ぶりにテレビ復帰した。
渡部さんは冒頭で、自身の不倫行為について「心よりお詫び申し上げます」と謝罪。その後も、相方・児嶋一哉さんとのトークに笑みを見せずうつむきがちに応じるなど、番組は終始重苦しい雰囲気で進行した。
児嶋「オレも感情がぐちゃぐちゃ」
渡部さんは20年6月に週刊誌に不倫行為を報じられ、芸能活動を自粛。同年12月には謝罪会見を開き、以後表舞台からは遠ざかっていた。そうした中、22年2月5日に所属事務所の人力舎が渡部さんの活動復帰を発表。15日放送の「白黒アンジャッシュ」が、復帰後初の活動となった。
番組冒頭はスーツ姿の児嶋さんが単独でスタジオに登場。相方の行為について「不快な思いをさせ、ご迷惑をかけたこと、本当にすみませんでした」と謝罪し、「では、呼びますね」と渡部さんを呼び入れた。
渡部さんは、視聴者と児嶋さんに向かって「よろしくお願いします」と一礼。「視聴者のみなさん、僕がしてしまった本当に馬鹿げたことで、大変ご迷惑をおかけしたこと、心よりお詫び申し上げます。本当にすみませんでした」と謝罪した。また、復帰の場を用意した関係者に向けて「みなさんの信頼を取り戻すように頑張っていきたい」と語った。
相方の復帰に、児嶋さんは「オレも感情がぐちゃぐちゃになっている」と率直な心情を吐露。さらに「女性をあんな扱いしたりとか、ありえないことになったのは全部お前のせい」「(お前の)人間性は大嫌い」と厳しい言葉を投げかけた。
その上で「一番はお前のためとか、アンジャッシュのためとかよりも、お前の家族かなと思っている。奥さん、子ども、家族とか。その思いが強い。お前のためというよりお前の家族のためっていうのが一番です」と復帰を受け入れた理由を語った。