韓国解説者「特に話したいことがこれと言ってなかった」
SBSのイ・ホジョン解説委員は「ドーピングをしても五輪に出場した選手の競技に解説をすることはできなかった。幼いころから一生懸命に練習して五輪出場権を獲得した正々堂々と戦った選手たちの努力は何になるのか」と話した。
KBSのクァク・ミンジョン解説委員は「特に話したいことがこれと言ってなかった。中継したくなかった。出場するかどうかについては私が決める事ではないが、その部分に対して優しい眼差しで見ることができないのは当然だ。その部分が私の意見が反映されなかったようだ」と語った。
また、米メディア「ニューヨークポスト」は、米国でも女子シングルスSPのテレビ中継において、解説者がワリエワの競技中にほとんど沈黙したと伝えた。
同メディアによると、米放送局「NBC」が女子シングルスSPの中継を行い、98年長野五輪女子シングルス金メダリストのタラ・リピンスキー氏と10年バンクーバー五輪米国代表のジョニー・ウィアー氏が解説を務めた。