「GLAY」のTERUさんからエールに、ツイートで感謝
「思わず鳥肌が立ちました」「真のオリンピック精神を感じます」「私も勇気を貰えました」
こんな書き込みが相次ぐとともに、各国選手が駆け付けたシーンに「岩渕選手をみんながリスペクトしてる」「国を関係なくお互い励まし合う姿は感動するね」といった声も出た。
また、東京五輪でスケボー岡本碧優選手を各国選手が担ぎ上げた姿を思い出したとする声も多かった。岡本選手は、逆転を狙って最終演技でフリップインディという大技に挑んで転倒し、4位とメダルを逃した。終了後に涙を流す岡本選手に各国選手が駆け寄り、オーストラリアとアメリカの2選手が岡本選手を担いで肩に乗せ、岡本選手も思わず笑みがこぼれた。
岩渕選手を岡本選手に重ね合わせた人も多かったようで、「夏のスケボ思い出して更に泣けた」「ライバルだけど仲間なんだね」などと書き込まれていた。
岩渕選手は15日の競技後に、ツイッターを更新し、人気ロックバンド「GLAY」のTERUさんから、「世界最高難度トリプルアンダーフリップ1260!!!惜しかった!!!素晴らしかった!感動しました!!!!」とエールを送られ、その投稿を引用して「本当に応援ありがとうございました」と感謝を示した。
なお、スポーツ紙の報道によると、岩渕選手の奮闘ぶりには、国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長も感動したといい、日本の関係者を通して記念品としてスウォッチの五輪モデルが贈呈されたという。
(J-CASTニュース編集部 野口博之)