北京五輪フィギュアスケート男子シングルに出場した羽生結弦選手が2022年2月14日の記者会見で見せた振る舞いに称賛が集まっている。
ファンからは「改めて推せる」「心洗われる」といった声が相次いでいる。
最後まで礼儀正しく
羽生選手は14日夕方、報道各社から個別取材の申し入れが相次いでいるとして、まとめて対応するための記者会見を開いた。
会見では、報道陣に向かって深く頭を下げる様子や、金メダルを獲得したネイサン・チェン選手に祝福の言葉を送るなど、多方面への心遣いが感じられるとして、ネット上で「神対応」だと注目を集めていた。
その中でファンが注目したのは、記者会見終盤のちょっとした行動だ。質疑応答を終えたのち、フォトセッションに移る際、撮影の邪魔にならないようにするためか、羽生選手は卓上のマイクやペットボトルを自ら率先して片付けていたのだ。
この様子にツイッターでは、次のような声が続出した。
「フォトセッションのために息を吸うようにお片付けする羽生くん改めて推せる」
「率先して自分で水を片付けたりしてるところに羽生くんらしさを感じた」
「自らマイクを片付ける羽生くんに心洗われる」
「フォトセッション前に邪魔にならないように飲み物をずらす羽生さん、さすがです」
YouTubeで公開された記者会見の動画には、中国語や英語でも「まるで漫画から出てきた氷上の王子様」「みんな貴方を愛しています」「感動と勇気をありがとう」などの声援が寄せられている。