IT系メディア「TechCrunch」「エンガジェット」の日本版サイトが、2022年5月1日で閉鎖する。運営会社が2月15日、発表した。
3月末で更新終了
TechCrunch JAPANは2006年から、エンガジェット日本版は2005年から運営していた。前者は「国内外のスタートアップ企業の紹介や、インターネットの新サービスのレビュー、業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディア」、後者は「最新ガジェットと家電、テクノロジーのニュースとレビューを届けるテクノロジーニュースメディア」との位置づけだ。
発表によれば、米国本社のグローバル戦略に伴い閉鎖を決めた。3月末で更新を終了し、5月で閉鎖する。以降は米国版サイトにリダイレクトされるという。
運営するBoundlessは「読者の皆さま、広告主および広告代理店の皆様のご支援に深く感謝いたします」とコメントし、「今後も、当社のグローバル戦略に沿って進化を続け、日本でのビジネスニーズにお応えできるようなソリューション提供に取り組んでまいりますので、何卒ご理解をいただけますようお願い申し上げます」としている。
媒体資料(21年11月発行)によれば、エンガジェットの月間ページビュー(PV)は3000万、ユーザー数は900万。テッククランチは450万PV、ユーザー数は180万。