「凍結防止でクール便」本当に有効? 雪国への配送めぐる投稿拡散、大手3社に見解を聞いた

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佐川急便「(クール便で)凍結は防ぐ事が可能です」

   J-CASTニュースは、冷蔵配送サービスを用意する佐川急便(飛脚クール便)、日本郵便(チルドゆうパック)、ヤマト運輸(クール宅急便)の大手3社に、冷蔵配送で凍結を防ぐことができるというのは事実か、また配送会社からこうした提案を行うことはあるのかなどを尋ねた。

   佐川急便は、

「確かにクール冷蔵便で出荷する事で凍結は防ぐ事が可能です」

と回答した。

   日本郵便は「お荷物の凍結を防止することを目的に、会社としてお客さまに対してチルドゆうパックのご利用をご案内することはしておりません」としたが、「お客さまからチルドゆうパックとして差し出された場合は、これによりお取り扱いさせていただきます」とも答えた。

   ヤマト運輸は、クール宅急便を利用した場合に「外気温より高い温度帯になる場合があります」としたうえで、

「ただし、クール宅急便は保冷輸送(温度を保つ)サービスのため、お荷物をお預けいただく前にお客さまご自身での予冷をお願いしております。(輸送時に、保冷温度が上昇し、他のお客さまのお荷物に影響を与えるおそれがあるため)」

と、常温のまま荷物を預けることは控えて欲しい、と呼びかけた。

   そのうえでヤマト運輸は、「北海道などの寒冷地で、日中でも外気温が氷点下になる可能性がある場合は、その旨をご説明し、外気温に影響されにくい梱包をご提案することがあります」とも説明する。具体的には、発泡スチロールを使ったり、外装をエアキャップで巻いたり、持ち手などの穴を塞いだり、などの方法があるという。

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