目的地まで15分...歩ける?歩けない? 「徒歩移動の限界距離」は都会と地方で異なるのか

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都会の人はよく歩く?

   金沢での話のように、住んでいる地域によって「徒歩で移動してもいい」と思える距離にはかなり差があるようです。

   東京と福井に居住経験のあるジャーナリストの佐々木俊尚さんは、車中心社会の福井と比較して、東京での生活に運動量の多さを感じたことをツイートしています。「収集場所にゴミ出しに行くのも車で行く人がいるのに驚きました」という投稿からも分かる通り、住む地域が違えば移動手段を選ぶ感覚も変わってくるようです。

<地方のクルマ生活をしてると、東京の生活がいかに運動に満ち溢れてるかを実感します。逆に地方の友人が東京へ遊びに来て電車移動すると、「足痛てえ」とか悲鳴をあげたり。 - Togetter>

   たしかに生活の中の運動量という点で考えると、車での移動が中心の地域の人より公共交通機関と徒歩の組み合わせが多い都会暮らしの人の方が多い可能性もありますね。

   都市部から地方に転勤した人の「都会っ子は軟弱というのはウソ」「地方の人は10分歩くのさえ嫌がる」というツイートにさまざまな意見が寄せられ、大きく拡散したこともありました。

<地方勤務してみて思った、「都会っ子は軟弱」はウソであると「地方民は10分歩くのさえ嫌がる」 - Togetter>

   自家用車での移動がメインの地域の人の意見には「公共交通機関が発達していない」「道が整備されていない」「景色が変わらなくておもしろくない」などがあり、都会を中心とした徒歩移動の多い地域の人の意見としては「道が混んでいて車より歩いた方が早いことがある」「車を停める場所がない」といったものが挙げられています。

   なんとなくその移動手段を使っているわけではなく、車移動を選ぶ理由、徒歩移動を選ぶ理由がそれぞれあるようです。

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