コンビニでも販売開始「マヌルパン」とは
今年、新たな背徳グルメとして脚光を浴びているのが、韓国発祥の「マヌルパン」だ。マヌルは韓国語で「にんにく」を意味する。ガーリックバターとクリームチーズを入れて焼き上げた丸型のパンで、昨年は各地のベーカリーで販売され注目を集めた。
今年に入り、大手コンビニも流れに乗り始めた。セブン-イレブン(東京都千代田区)は2月8日から「マヌルパン ガーリック&チーズ」の販売を開始。ローソン(東京都品川区)の健康志向商品を扱うコンビニ「ナチュラルローソン」でも、1日から2種類のマヌルパンの取り扱いをはじめた。商品名は「罪深いマヌルパン」と「大麦パン 罪のないマヌルパン」。食べる際に抱く「罪悪感」を打ち出したネーミングになっている。
ローソンの広報担当者は8日、取材に「コロナ禍でみんながマスクしている状況の今だからこそ、お客様もガーリックがきいた商品を抵抗なく買えるのではないでしょうか」と話す。ガーリックオイルを強く効かせた「罪深いマヌルパン」に対し、「罪のないマヌルパン」では健康志向の強い消費者を念頭に、ガーリックと糖質を控えめにした。