「マイペースに見えて、責任を背負い込んでしまう部分がある」
「阿部コーチと比べるのは酷ですが、打てる捕手であることをアピールするには打率.280、20本塁打はクリアしてほしい。その数字を達成できる潜在能力は持っている。大城はマイペースに見えて、責任を背負い込んでしまう部分がある。
昨年のシーズン終盤は守備面で悩み、打てなくなる悪循環に陥っていたが、点を取られてもバットで取り返すぐらいの気持ちでプレーしてほしい。クリーンアップを担える力はあるだけに覚醒してほしいですね」(スポーツ紙記者)
今年にかける思いが強いのは大城だけではない。小林にも意地があるし、岸田も同学年で「不動の4番」に君臨する岡本和真の存在を刺激に、扇の要を虎視眈々と狙っている。巨人の正捕手争いに要注目だ。(中町顕吾)