高梨沙羅が謝罪文に添えた「真っ黒画像」 本人の心情を代弁?「切なくなった」と注目集める

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   女子スキー・ジャンプの高梨沙羅選手(25)が2022年2月8日、インスタグラムに真っ黒な画像を投稿し、「今回、私の男女混合団体戦での失格で日本チーム皆んなのメダルのチャンスを奪ってしまった」などと謝罪した。

   高梨選手は7日の北京五輪混合団体でスーツが規定に違反していたとして、1回目のジャンプが失格となった。

  • 高梨沙羅選手(写真:ロイター/アフロ)
    高梨沙羅選手(写真:ロイター/アフロ)
  • 高梨沙羅選手のインスタグラムから
    高梨沙羅選手のインスタグラムから
  • 高梨沙羅選手(写真:ロイター/アフロ)
  • 高梨沙羅選手のインスタグラムから

「暗黒謝罪」「真っ黒画面」...メディアも注目

   投稿に対しては「さらちゃんかっこよかったよ」「お願いだからもう謝らないで」といった励ましの言葉が続々と寄せられているが、謝罪文と併せて注目を集めているのが投稿された真っ黒の画像。ネット上では「高梨沙羅ちゃんの投稿が真っ黒+謝罪文に凄く悲しくて切なくなった...」と心配する声も多い。

   真っ黒な画像にはメディアも注目したようで、

「高梨沙羅、インスタに真っ黒な画像『みんなの人生変えてしまった』」(毎日新聞)
「【ジャンプ】高梨沙羅インスタ真っ黒画面で謝罪『大変なことしてしまった』メダル失った責任痛感」(日刊スポーツ)
「高梨沙羅〝暗黒謝罪〟の衝撃! 救済のカギ握る生観戦バッハ会長=ノルウェー紙」(東京スポーツ)

などの見出しで報じられている。

   今回の高梨選手のように、インスタグラムに謝罪文などのメッセージを公開する際に、真っ黒の画像を文章とあわせて投稿する例は少なくない。これについて、ITジャーナリストの井上トシユキ氏はJ-CASTニュースの取材に、

「恐らく、自分の心が真っ暗になっていることの象徴として、今回の画像を出されたのだと思います」

と話す。

以前には「真っ白画像」もあった

   似た様な例を遡ると、2021年にはフリーアナウンサーの鷲見玲奈さんが、緊急事態宣言中に週刊誌にデート写真を撮られた際に、インスタグラムに真っ白な写真をアップしつつ謝罪文を掲載。また、その前年の2020年には俳優の佐々木希さんが、夫で「アンジャッシュ」の渡部建さんの不倫が発覚した際に、やはり、真っ白な画像と共に謝罪文を掲載した。

   これらの行為は今回の高梨選手の真っ黒画像に類似する行為と言えるのだろうか。

「類似の行為と言えると思います。なお、鷲見さんと佐々木さんの場合は『白』という色が『偽らざる謝罪の気持ち』を象徴しており、その意思を世間の人々に受け止めてほしいという気持ちの表われだと考えられます」

   こうした例は謝罪だけではない。井上氏は次のように続ける。

「先程の佐々木希さんで言うと、2月5日に渡部さんが活動再開を発表された際に投稿したのは朝焼けと思しき青空に雲が浮かんでいる写真でした。恐らく、晴れやかな気持ちと新たなスタートを象徴しているのではないでしょうか。

また、前年の2021年には長谷川京子さんが離婚を発表した直後に『突然のお知らせに驚かれたと思います』とのメッセージを添えつつ、日の出を写したと思われる風景画をインスタグラムに投稿しました。

こちらも、やはり、新たなスタートを象徴している可能性があると言えるでしょう。これらの投稿に共通しているのは、『文章では多くを語らず、写真に心境を代弁してもらいたい』という投稿者の願いです」

(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)

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