以前には「真っ白画像」もあった
似た様な例を遡ると、2021年にはフリーアナウンサーの鷲見玲奈さんが、緊急事態宣言中に週刊誌にデート写真を撮られた際に、インスタグラムに真っ白な写真をアップしつつ謝罪文を掲載。また、その前年の2020年には俳優の佐々木希さんが、夫で「アンジャッシュ」の渡部建さんの不倫が発覚した際に、やはり、真っ白な画像と共に謝罪文を掲載した。
これらの行為は今回の高梨選手の真っ黒画像に類似する行為と言えるのだろうか。
「類似の行為と言えると思います。なお、鷲見さんと佐々木さんの場合は『白』という色が『偽らざる謝罪の気持ち』を象徴しており、その意思を世間の人々に受け止めてほしいという気持ちの表われだと考えられます」
こうした例は謝罪だけではない。井上氏は次のように続ける。
「先程の佐々木希さんで言うと、2月5日に渡部さんが活動再開を発表された際に投稿したのは朝焼けと思しき青空に雲が浮かんでいる写真でした。恐らく、晴れやかな気持ちと新たなスタートを象徴しているのではないでしょうか。
また、前年の2021年には長谷川京子さんが離婚を発表した直後に『突然のお知らせに驚かれたと思います』とのメッセージを添えつつ、日の出を写したと思われる風景画をインスタグラムに投稿しました。
こちらも、やはり、新たなスタートを象徴している可能性があると言えるでしょう。これらの投稿に共通しているのは、『文章では多くを語らず、写真に心境を代弁してもらいたい』という投稿者の願いです」
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)