2022年2月7日に行われた北京五輪スキージャンプ混合団体戦で、出場していた高梨沙羅選手がスーツ規定違反により1回目のジャンプが失格になった件をめぐり、脳科学者の茂木健一郎さんがツイッターで怒りをあらわにしている。
高梨選手は1回目終了後、太ももが規定より2センチ大きかったとして規定違反で失格。高梨選手を含め4チームの女子5選手が失格となっていた。
「予測可能性がなく、恣意的で、人を不自由にする最低最悪の規則」
高梨選手は2月8日にインスタグラムを更新し、自身の失格を謝罪。「私の失格のせいで皆んなの人生を変えてしまったことは変わりようのない事実です」「謝ってもメダルは返ってくることはなく責任が取れるとも思っておりませんが今後の私の競技に関しては考える必要があります」などと自責の念をつづっていた。
茂木さんは高梨選手の投稿について9日、ツイッターで言及。「高梨選手は何も悪くない。こんな予測可能性のない愚鈍でタコでクズなレギュレーションを放置している運営側に問題がある。最低のバカたちだと思う」と五輪運営を批判した。
茂木さんは「高梨沙羅さんらが『失格』となったスキージャンプ混合団体のレギュレーションは、予測可能性がなく、恣意的で、人を不自由にする最低最悪の規則だと言える」とも主張。また「アンチ高梨選手」から反論を受けたとして「高梨選手だけでなくて、他にもトップ選手が(しかも女性ばかり)複数、『失格』になっているんだけど。。。明らかに運営が稚拙なせいでしょう」とさらに反論するように厳しくつづっていた。
これ、いろいろ言っている人の中に、どうもアンチ高梨選手の人もいるようで、最低にくだらないと思う。高梨選手だけでなくて、他にもトップ選手が(しかも女性ばかり)複数、「失格」になっているんだけど。。。明らかに運営が稚拙なせいでしょう。 https://t.co/oUSfItk6s1
— 茂木健一郎 (@kenichiromogi) February 8, 2022