北京五輪・スキージャンプ混合団体でスーツ規定違反のため1回目のジャンプが失格となった高梨沙羅選手が2022年2月8日、自責の念をつづった謝罪コメントをインスタグラムに投稿した。これに対し「謝らないで」「あなたは悪くない」などの激励メッセージが相次いでいる。
「自分を責めないでください!」
高梨選手は「日本チームを応援して下さっている全ての皆様」とし、真っ黒な画像をアップ。「私の男女混合団体戦での失格で日本チーム皆んなのメダルのチャンスを奪ってしまったこと、そして、今までチームを応援してくださった皆様、そこに携わり支えて下さった皆様を深く失望させる結果となってしまった事、誠に申し訳ありませんでした」と謝罪の言葉で始まっている。
「私の失格のせいで皆んなの人生を変えてしまったことは変わりようのない事実です。謝ってもメダルは返ってくることはなく 責任が取れるとも思っておりませんが 今後の私の競技に関しては考える必要があります。それ程大変なことをしてしまった事深く反省しております」と自らを責めた。
チームメイトに対し「私のせいでメダルを取れなかったにも関わらず、最後の最後まで支え続けてくれた有希さん、幸椰さん、陵侑、そして日本チームのメンバーの皆さま、スタッフの皆さまには感謝してもしてきません。こんな私を受け入れてくれて本当にありがとうございました」と感謝。続けて「この度は本当に申し訳ありませんでした」としている。
その上で「私が言える立場ではない事は重々承知の上で言わせていただけるなら、どうかスキージャンプとゆう素晴らしい競技が混乱ではなく選手やチーム同士が純粋に喜び合える場であってほしいと心から願います」と思いをつづった。
これに対しコメント欄には、「あなたは悪くない」「お願いだからもう謝らないで」「自分を責めないでください!!」「胸を張って!あなたは素晴らしい」「さらちゃんは日本の誇りだよ!!!!!」など激励の書き込みが相次いでいる。