作り込まれた世界観を読み解く楽しさも
一方で、細かな部分に目がいくからこその楽しみ方もあります。靴下メーカーのTabio(@Tabio_JP)公式アカウントは、専門家の立場からみて繊維やタイツ・靴下など、舞台設定のつじつま合わせが天才的な作品としてマンガ「ファイブスター物語」を挙げています。
物語とは直接関係のない部分にまで歴史的背景や設定を踏まえたリアルな作り込みがされている作品では、それを見つけて考察する楽しさがあるんですね。
<【追記あり】靴下屋さん「繊維やタイツ・靴下などの舞台設定のつじつま合わせが天才的なのは『ファイブスター物語』」と突然の布教 - Togetter>
カルト的な人気を博した映画「ミッドサマー」も、民俗学や文化人類学に詳しい人の目線からみると「フィールドワークでやってはいけないダメなポイント」をことごとく踏んでいて、それが物語のラストに繋がっていることが理解できるそう。
何も知らなくても楽しめる作品を専門的な目で見ると、また別の視点が生まれます。このように専門家の知識や意見に気軽に触れられることも、Twitterで話題になる要因ではないでしょうか。
<ミッドサマーを民俗学かじってる視点から見ると『フィールドワークでやっちゃダメな地雷』全部を見事に踏み抜いてる - Togetter>