ブルートレイン牽引機3両が集結、「ニーナ」も参加 ファン注目のレア撮影会、JR東に背景を聞く

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「サンライズ」285系と並ぶ瞬間も

   2022年は1872年に日本初の鉄道が開業してから150周年にあたる。品川はこの時開業した日本初の鉄道駅のひとつだ。これにちなんで企画は立ち上がった。

「鉄道開業150周年を記念し、鉄道との所縁が強い品川という地で、かつて駅構内にあった車両基地に集っていた思い出の車両たちを集めることはできないだろうかとの発意から、この企画はスタートしました。
昨今のコロナ禍による外出規制等で、お客さまが鉄道に気兼ねなく触れていただく機会が少ないなか、普段立ち入れない場所等で体験できない内容を楽しんでいただき、喜びを感じていただきたいという思いから、有料見学会を企画しました」(JR東日本東京支社)

   田町車両センター敷地にはかつて東京機関区があり、EF65-501号機とEF65-1115号機も在籍した。イベントでは185系電車も3両の機関車の横に並び、さらに車両センターに入庫中の寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」用285系電車と並ぶ場面も撮影できた。185系は昨年に定期運用から撤退し、イベント列車で使われている。同系の起用やEF66-27号機の起用についても、

「品川駅構内に入るために、イベントに合わせて特別な機会を作りたいとの想いから、展示車両と兼ねて、品川駅から撮影箇所までの移動に185系を使用したいと考えておりました。サンライズの285系については、定期運用の合間で入区してくる列車ですので、まさに偶然でした。
お客さまに喜んでいただける撮影会を開催するため、ブルートレインをけん引していた当時の姿で唯一残るEF66-27号機を、JR貨物さまよりお借りすることができ、撮影会を実施することができました」

と説明し、JR貨物からの協力も得たことを明かした。

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