「マツチカ」の愛称で知られる松坂屋高槻店のデパ地下公式ブログがまるで「怪文書」だとSNSで大きな注目を集めている。
話題となったのは「マツチカ補完作戦」という、地下食品館の生鮮食品を紹介するシリーズ。「俺 参上」「丼弁王の家来におれはなるうう!!」といったハイテンションな記述が目立つ。
「ヤァヤァヤァ、突然では有りますが・・・」
松坂屋高槻店のデパ地下公式ブログには少なくとも2021年7月から、「マツチカ補完作戦」というシリーズが公開されている。「マツチカをよりよくするための取組み」を紹介するシリーズだという。
「マツチカ補完作戦」は、インターネットで流行した言葉が多用されている。タイトル自体も、アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」に登場する「人類補完計画」のパロディとみられる。特筆すべきは本題に関係ないハイテンションな記述。例えば22年1月14日のブログは次の書き出しで始まる。
「マツチカンとマダオのみなさま た~りらりら~~んの うっほほ~I
ヤァヤァヤァ、突然では有りますが・・・
みんなあああ 『100万光年見ても 信用できないものわAAA な~~んだろなああ』」(原文ママ)
マダオとは、インターネット上では「まるでだめな男」の略称として用いられることが多いが、ブログでは「マツチカ大好き推し」という意味となっている。このほかにも独自のワードが頻出し、自ら「『新しい日本語創作協議会(そんなわああ 無い無い無いなあ)』推奨ブログ」と称する場面もあった。