東京・新宿駅に登場したアニメ「『鬼滅の刃』遊郭編」広告の一部表現に、ネット上で注目が集まっている。
露出の激しい女性キャラクターの胸元などを「隠す」ように、図形のエフェクトが配置されているとの指摘がでている。
「これくらいの配慮がちょうどいい」
広告は、東京メトロ新宿駅にある歩行者専用の地下連絡通路「メトロプロムナード」に掲示されている。
いくつかのパターンがあるが、注目されているのは、アニメーションスタジオ「ufotable」が描き下ろしたキャラの立ち絵を使った巨大ポスター。主要人物が並んでいる。
そのうち、女性キャラの「竈門禰豆子(かまど・ねずこ)」は胸元が開けた着物を、「堕姫(だき)」は布面積の少ない水着のような服を着ており、どちらも肌の露出が激しい状態だ。
アニメでも同様の衣装を着用しているが、ポスターでは2人の胸元やショーツ部分に合わせたように、背景にも使用されている金色の流水文様が配置されている。ちょうど上から重ねたような形で、肌の露出が一部隠れているのだ。
これを指摘した一般ユーザーのツイートが拡散され、ファンらの間でこの表現についての関心が高まることとなった。ツイッターでは「上手く隠したね」「公共の場だしこれくらいの配慮がちょうどいい」「謎エフェクトほんと草」などの声がでている。