お笑いコンビ・オリエンタルラジオの中田敦彦さんが、現在居住しているシンガポールから日本へに帰国した際、「戻ってくんじゃねえ!」といった厳しい反応を受けたことをYouTubeで明かした。
「『戻ってくんじゃねえ!』みたいなコメントも、何個かは見受けられたわけですよ」
中田さんが自身に寄せられた厳しい反応について語ったのは、2022年2月3日に公開された「相方藤森慎吾など相次ぐ芸能人の新型コロナウイルス感染について」と題した動画だ。
中田さんは、相方の藤森さんの感染を受け、「いやぁ、びっくりしましたね」と切り出した。そのほかににも、交流のある芸能人が多数陽性判定を受けていることを知り、「一瞬疑いました。俺か?って......でも、当の私がコロナではないのでね」。
感染者が急増している現状に対しては
「コロナ罹った人が『申し訳ありません』みたいな雰囲気は出さなくていいと思うよね。こうなった以上、誰しもが罹る可能性がある訳だからね。それはしょうがないですよ」
とした。
中田さんは、日本人のコロナに対する認識について思うところがあるとした。
「人間活動に関してもね、地方とかは他所の村から来る人をむちゃくちゃ警戒するもんね。あれももうちょいこうリラックスして欲しいんだけどね。うーん......すっごい恐れるよね」
中田さんの元にも、帰国時に心ないコメントが寄せられたと明かした。
「僕も日本帰ったらさ、もう『戻ってくんじゃねえ!』みたいなコメントも、何個かは見受けられたわけですよ。でもその厳しすぎる......非科学的なぐらい厳しく隔離してるからね、日本は。海外はもうちょい隔離期間が短いですよ」
「やっぱり異物が嫌いなのかな。うーん」
日本ならではの厳しい隔離対策の理由について、以下のように語っている。
「(隔離を)結構長めにやって、ガッチガチにやるのは、こうすごい......そこはちょっとこうね、やっぱり異物が嫌いなのかな。うーん。すごいそういうところはあるよね」
続いて、シンガポールと日本のワクチン事情についても触れた。
「シンガポールではね、ブースターのワクチン、今もう帰ってすぐね、予約を入れるようになってて。なんか何か月以内に3回目を打ってください、みたいな。非常に厳しいんですよ、シンガポールはね。ワクチンを受けていないとですね、お店に入れないとかですね、職場で働けないみたいなね」
シンガポールではワクチンの接種の有無によって行動制限があると語った中田さんは、日本との違いを強く感じたという。
「日本は結構ワクチン受けたくない派の人もいるじゃないですか。『受けたくない!嫌だ!』っていう人もまあまあ理解しましょうっていう......そこはね、シンガポールと違うんです。シンガポールは(ワクチンを)受けないんだったら、社会的な生活かなり制限しますよって感じなので。そこもまぁちょっと違うって感じですかね」
中田さんは3月頃にふたたび日本に帰国したいと考えていることを明かし、寛大な対応をして欲しいと訴えた。
「また3月僕は戻りたいと思ってますんで、日本に。3月くらいに行きたいんですよ。何とかこう......何とかこううまいことやっていただけないでしょうか、国民感情を」