「泥酔状態でタバコを吸っており、『出て行って下さい』と言うと逆上」
ポーカー会場に男が乱入した映像について、ツイッター上などでは、驚く声が上がるとともに、様々な憶測も流れている。
どんなトラブルがあったのかについて、主催者側は、2月1日になって、公式ツイッターなどで「お詫びと今後の対応について」と題して説明した。
それによると、ポーカー大会のファイナルテーブルが始まったときに、男ら数人のグループが泥酔状態のまま来場し、主催者側がマスクの着用や館内での喫煙について注意した。さらに、退場を促すと、男らは怒り始めたといい、主催者側が話をすると、男らは、一度退場した。しかし、目を離したすきに再入場し、ゲーム中のテーブルを持ち上げて、動画にあった「ちゃぶ台返し」のような行為をした。
男はさらに、置いてあったドリンクをテーブル上に撒き散らしたという。その結果、トーナメントが一時中断された。ファイナルテーブルが始まって数ゲームを行っていたが、チップを正しく分けたうえで、トーナメントを再開し、大会は終了したという。
このトラブルについて、男からその後に謝罪があったが、主催者側は、大会や関連する店への出入り禁止を伝えた。また、警察に被害の状況を報告した。今後は、トラブルの再発防止のため、厳粛に対応していくとしている。
大会をメインで運営したPOKER LIVE OSAKAは2月3日、J-CASTニュースの取材に対し、トラブルについて店長が次のように説明した。
「初めて見るグループで、お客様の話ですと、他の店で見たポーカープレイヤーだということです。出場の申し込みはありませんでしたが、大会を見に来たのだと思います。会場の入口で感染対策のため健康状態の記入や体温測定をしていましたが、グループは、飲食店で飲んで来て、泥酔しており、タバコを吸う人もいました。こちらで『出て行って下さい』とお願いすると、逆上されました。これ以外で、トラブルがあったわけではありません」
テーブルは、大人3、4人で運ぶほどの重さがあり、持ち上げたりすると危険だという。出場者らにケガはなく、テーブルなどに破損はなかったとした。警察とは話をしている段階で、被害届を出すかはまだ分からないという。
大会のファイナルテーブルは、店のユーチューブチャンネルで生配信していたが、イメージが悪くなると考え、その後配信動画を非公開にしたとしている。
(J-CASTニュース編集部 野口博之)