「神回」「こんな上沼さん見たことない」 黒柳徹子&上沼恵美子、初共演での「重鎮トーク」に大反響

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   タレントの上沼恵美子さん(66)が、2022年2月1日放送の「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演した。司会の黒柳徹子さん(88)とは初めての共演で、芸歴50年超えの東西のベテラン同士が並んだ「貫禄」たっぷりの画面映りも視聴者の注目を集めた。

  • 黒柳徹子さん(2020年1月撮影)
    黒柳徹子さん(2020年1月撮影)
  • 東西の重鎮が初対面(徹子の気まぐれTVより)
    東西の重鎮が初対面(徹子の気まぐれTVより)
  • 黒柳徹子さん(2020年1月撮影)
  • 東西の重鎮が初対面(徹子の気まぐれTVより)

「だってあの方大阪で一番怖いんでしょ?」

   上沼さんと黒柳さんはこの番組が初対面。本放送前に黒柳さんのYouTubeチャンネル「徹子の気まぐれTV」(1月29日公開)で収録前の挨拶の様子が配信されていた。「だってあの方大阪で一番怖いんでしょ?」とおどけてみせる黒柳さんだが、収録後に感想を聞かれて「とっても素敵な方だなと思いました」。

   番組が始まると「日本一有名な番組ですから緊張しています」「久しぶりにあがっております」と話す上沼さんだが、「ちびっこのど自慢」での思い出や姉との漫才コンビ「海原千里・万里」だった頃の話題に移る。「歌手になりたかった」という上沼さんだが、リリースできたレコードは「海原千里・万里」としてのもの。

「漫才はやりたかったわけじゃないんですよ。今でこそ『M-1グランプリ』とかスターになってキャーッと言われますけど、私たちのときっていうのは他人に笑われるっていう。誰があこがれるかっていう感じでしたね。特に女でしたから」
「嫌ですそんな、人に笑われるなんでうら若き乙女ですもん」

   と当時を思い出しつつも、「あなた面白いですね」と黒柳さんに言われると「緊張してるんですよ」「ここに黒柳さんがいるんですよ。国宝ですよね。普通の芸能人の方で黒柳さんを前にして普通に喋れますか?」と軽妙に返してみせた。

さながら人生相談のようなトークも

   こうして続くトークに視聴者からも「面白すぎる」「神回」「こんな上沼さん見たことない」とツイッターに感想が書き込まれ、興味を引いていた。黒柳さんが黒、上沼さんが薄いベージュの衣装で対照的な配色だったせいもあってか、「西の魔女と東の魔女の対決」と冗談めかした書き込みまで現れた。

   上沼さんは27年間続いた番組「上沼恵美子のおしゃべりクッキング」(ABC制作)が22年4月1日で終了する。今年で67歳になる上沼さんだが、「年も年ですし、このへんで幕を閉じてやろうかなという気持ちがあるんです」と今後の身の振り方に思案がある様子。88歳になってもなお「徹子の部屋」を続ける黒柳さんは

「やっぱりこの番組が好きだからだと思います」

   そして

「どうでもいいからって出た番組は今までないです。自分が本当に好きなのしか出てないです。あと音楽の番組とか長くやってきて全部長く続きましたが...ベストテンも長かったね。全部好きだと思ってやっていたからだと思います」

   と70年近くに及ぶテレビでの活動を続けて来られた秘訣を話す。上沼さんにも

「おやりになった方がいいんじゃないの、あなたのためには、私そう思いますよ。だってお仕事があるんだったら」

   と進言し、「黒柳さんに言われたら絶対言うとおりにします」と上沼さんも返した。

   さらに黒柳さんは「この年で(仕事が)ありますかね」との上沼さんの問いにも「あるでしょう。そりゃあなた面白いもの」と返す余裕ぶり。「関西のご意見番」の上沼さんが黒柳さんに教えを乞い、さながら人生相談のようなトークも展開されていた。

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