「転用と言わざるを得ない箇所が複数みつかりました」
他にも、自分のツイートと似たような表現があると訴える人もいた。
中には、複数のツイートと酷似していた、記事の締めに使われた、というケースもあった。ツイートの表現が使われた結果、公演内容について、実際とずれた記事になっているとの指摘もあった。
ツイートと似た表現があるとした人たちにJ-CASTニュースが2月1日に聞いたところ、1人は、「載ったことについては、ただただ驚いております」と明かした。別の1人は、「同じ舞台なので似た言い回しになるのは仕方がない部分はあるかと思います」と説明した。
記事にツイートと酷似する表現があることについて、月刊TV naviと姉妹誌の公式ツイッター「TVnavi&SMILE&映画&ステージ」は1日夕、「STAGEnavi vol.64 掲載記事についてのお詫び」と題して説明した。
ステージリポートの記事について、「SNS上にアップされている表現を記者が転用して掲載していたことが判明しました。社内で検証したところ、転用と言わざるを得ない箇所が複数みつかりました」とツイートを元にしたことを認めた。
そのうえで、「SNS上の記事を書かれた方、また弊誌をご愛読いただいている皆さまに不快な思いをさせてしまい、深くお詫び申し上げます。今後は二度とこのようなことが起こらないよう社内管理を徹底し、編集部一同あらためて身を引き締めてまいります」とつづっている。
なぜ転用をしてしまったのかなど詳細については、ステージナビの編集部は1日、取材に対し、現在は在宅勤務体制となっており、編集長からお詫び文をツイッターで出したとだけ聞いており、転用の経緯などまで聞いていないと説明した。
(J-CASTニュース編集部 野口博之)