憲法審査会の場で第56条の解釈が確定できれば...
玉木氏は解釈でオンライン国会を実現すべきだとの立場で、定例会見では「ただ議論もせず放置することが問題」だと話した。憲法審に出席してその場で第56条の解釈の確定を求める考えだ。この前提になるのが、毎週木曜日の定例日に憲法審が開催されることだが、1月27日は立憲・共産の反対で開かれなかった。こういった状況を念頭に、玉木氏は
「判断もせず議論もせず何もせず、開くか開かないかでただただ争っている国会を、憲法審の姿を見せることは、私は政治不信を招く大きな原因になっていると思っており、そこは立憲民主党さんも共産党さんも協力をしてぜひ憲法審査会に出てきていただきたい」
などと話した。
ただ、憲法審の日程や議題を協議するために2月1日に予定されていた幹事懇談会は、立憲・共産が欠席したために開催が見送られた。2月3日の憲法審開催は厳しい情勢だ。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)