「キックはちょっと、自分が気分が上がっちゃったんですけど」
スパーリングでは高校生が力強いパンチを打ち込みポテンシャルの高さを見せるも、相手をコーナーに追い詰めた際に右足ででん部に蹴りを入れる場面があった。竹原氏は「おい、二度とやるなよ」と警告。すると高校生は「蹴っちゃったすね」と悪びれることなく答え、竹原氏は思わず「蹴っちゃったすねじゃねえよ」と声を荒げた。
練習生とのスパーリング後は、アマチュア経験のある番組スタッフとスパーリングを行った。ところが、高校生はここでも反則技の「裏拳」を連発し、竹原氏の怒りを買った。
スパーリングを終え、反則を繰り返した高校生に竹原氏が「ルール分かってないの?分かってるけどわざとやったの?」と優しいトーンで質問すると、高校生は「キックはちょっと、自分が気分が上がっちゃったんですけど」と返答。
竹原氏は「そこまでして勝ちたいのはわかるけどさルールが一番だからね」と諭し、「強くなってもやっぱり謙虚な奴が応援されるからね。適当なことをやって威張っている奴なんて今の時代応援されないんだから。負けん気が強いからそう見えるかわかんないけど、もうちょっと優しさがないとダメだよ」と語りかけた。