「チョコパイ」6マス容器でなぜ9個 12個入りにできない?ロッテが明かす個数とパッケージの背景

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3マスに3個ずつ入れると、つぶれてしまう可能性

   しかし9個入りであるのに、6分割容器を用いるのは数が合わないのではないか。ロッテの広報担当者は、3マスに3個ずつ封入するとチョコパイがつぶれてしまう可能性があると述べる。さらに「お店で並べる際に、お客様が見やすく、手に取りやすいサイズ」だとして、6分割容器を採用していると説明した。

   トレイの突起部分については、輸送時にチョコパイが動いてしまうことを防ぐストッパーの役割があるという。そのうえで、商品保護に影響のない範囲で、極力薄くするなど、プラスチック使用量の削減に努めていると述べた。

   SNSでは、以前と比べてチョコパイの個数が減っているという指摘もあがっている。事実なのか。ロッテの広報課は、「最近個数を変更したわけではありません」と前置きしたうえで、こう説明する。

   袋タイプのチョコパイは1987年から販売しており、当時は10個入りだった。しかし2008年には現在の9個入りに変更した。

「2008年に当時の社会環境の変化に対応するため、内容量を変更させていただきました。当時の原材料価格の高騰、そして、お客様の家族構成の変化や大袋商品市場の変化などがあり、9個入りに変更させていただきました。その後現在まで、9個入りを維持しています」

   チョコパイのファンからの「6マスに2個ずつの12個で売って欲しい」という声に対しては、「『チョコパイをもっとたくさん食べたい!』というお声は、とてもうれしく思います。ファンの方のお声を真摯に受け止めたいと思います」とコメントした。

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