「どこの何に対して(の抗議)、というところがいまいち不明確」
泉氏の記者会見では、こういった経緯を念頭に置いた「ちょっと副代表と代表で感じが違う」という記者の指摘に、泉氏も
「維新さんの中でも、そういった意味ではいろんな考え方で統一されていないのかな、という気もいたします」
と同意。その上で次のように話し、維新の意図をいぶかしんだ。
「何に対して、どこの何に対して(の抗議)、というところがいまいち不明確であるということも含めてですね、党としては何か今対応とか、関与をすると言ってもですね...。ちょっとその意図がよく...なかなか...どういった意図をお持ちなのか、という感じはいたしますね」
菅氏については、本人が
「ツイッターは党の指示ではなく私の一存で発した、私の感想を述べたもの。維新からは私には直接何も言ってきていない。私のツイッターに抗議するなら私にするべき」
と反応していることや、議員会館では菅氏と維新・馬場氏の部屋が隣になっていることに言及しながら、
「まだ菅さんの方には何も届いていないということも、少しどういう意図なのかなということを感じるところもあります」
と述べた。
記者から対応方針を改めて問われると、
「基本的に党としては今、関与をするということは考えておりません」
と明言。改めて維新の対応を疑問視した。
「どういう意図を持っておられるのかも、なかなかわからない、という中で、なかなか理屈上、なぜ『今回だけは』というか、党に抗議文なるものを持ってこられたのか。これまでの維新さんの、それがスタンダードなのか、どういう場合に抗議文というものを持ってくるというお考えなのか、その辺、ちょっと分からないですね」
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)