カムカムエヴリバディ「回転焼き」は10円 当時の物価に視聴者反応

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   2022年1月27日に放送されたNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」について、作中に登場する「回転焼き」の値段に対し、「1つ10円だった」といった声が視聴者から上がっている。

   ドラマでは前日の26日の放送回から「今川焼き」をフィーチャー。作中では終始「回転焼き」の名称で呼ばれており、俳優の深津絵里さん演じる主人公の雉真るいが移住先の京都で回転焼きの店を開業する様子が描かれるなど、回転焼きを中心にストーリーが展開しているが、27日の放送では、その販売価格が明らかに。番組冒頭では店頭に立って店番をするるいの姿が描かれていたが、その際、店頭に掲げられていたのは「回転焼き一ヶ10円」の文字だった。

  • オダギリジョーさん(写真:Abaca/アフロ)
    オダギリジョーさん(写真:Abaca/アフロ)
  • オダギリジョーさん(写真:Abaca/アフロ)

「1964年なら回転焼き10円は妥当な値段かと」

   同様の声は他にも上がっており、「この時代の回転焼き1個10円は高いの?安いの?そんなもんなの?」と、当時の貨幣価値に思いを馳せるツイートや、「自分の子供時代の値段に近づいてる」と明かしつつ、「1964年なら回転焼き10円は妥当な値段かと」とする声も上がっている。

   27日の放送を含む「カムカムエヴリバディ」第13週の時代設定は「1964-1965」。日本銀行の公式サイトでは、「昭和40年(1965年)の1万円を、今のお金に換算するとどの位になりますか?」という質問ページを公開しており、

「昭和40年当時に1万円で取引されていた物が、現在は何円ぐらいなのか、ということから、大体の価値が見えてきます」
「ここでは、企業物価指数および消費者物価指数が1つの参考材料になります。企業物価指数を見ると、令和2年の物価は昭和40年の約2.0倍なので、昭和40年の1万円は令和2年の約2.0万円に相当する計算になります。また、消費者物価指数では約4.2倍なので、約4.2万円に相当するという計算になります」

と、指標が変われば評価も変わるとの注意書きを添えつつ、令和2年(2020年)の物価は昭和40年(1965年)の物価の約2.0倍~約4.2倍に相当すると説明している。

(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)

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