新庄ビックボス「臨時コーチ」要請、球界OBは大賛成 自身の経験踏まえ「野球界では限界」

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   プロ野球の横浜ベイスターズ、日ハムで活躍した野球解説者・高木豊氏(63)が2022年1月25日に公開したユーチューブ動画で、日ハムの新庄剛志監督が春季キャンプで計画している臨時コーチ招へいについて言及した。

  • 新庄監督(写真: アフロ)
    新庄監督(写真: アフロ)
  • 新庄監督(写真: アフロ)

武井壮氏、室伏広治氏らオファー明かす

   新庄監督は春季キャンプにさまざまな分野の専門家を臨時コーチとして招へいすることを公言しており、フェンシング協会会長でタレントの武井壮氏(48)や五輪金メダリストでスポーツ庁の室伏広治長官(47)が新庄監督からオファーがあったことを明かしている。

   高木氏は現役時代の春季キャンプでの経験を踏まえ、異なる分野で活躍した人物を臨時コーチに招へいするという新庄監督のアイデアに賛同した。

   高木氏は「俺がプロ野球入った時にOBの方が来られた時もあったんだよねキャンプに。何も残ってないもん。(教わった内容を)憶えているが、それは自分も積み重ねたキャリアの中で消化できるものだったんだよね。だからあまり残ってない」と振り返り、春季キャンプにおけるエピソードを披露した。

   現役時代、強く印象に残っているのが、サッカーの元日本代表監督で日本サッカー協会会長や国際オリンピック委員会(IOC)委員を歴任した岡野俊一郎氏(故人)の講義だったという。

   岡野氏は講師としてキャンプに参加し、チームワークについて語ったという。欧州のクラブを例に挙げ、プロスポーツにおけるチームワークとはどういうことなのかを説明した。日本サッカー界の頂点を極めた人物による講義に感銘を受けた高木氏は「そのことがものすごくずっと残っている」と語った。

「何かきっかけをつかめる選手がいると大成功」

   このような自身の経験もあり新庄監督のアイデアについて「着目点とすればいいところをついていると思う」とし、「やっぱり野球界では限界がある」との見解を示した。

   さらに「自分たちもやってることだから感性が合わないと聞かないんだよ」と続け、「でも耳新しいことはみんな取り込みたいという欲はあると思う。聞いてみたいという。変なミーティングするよりはこの人たち(武井氏、室伏氏)にしゃべってもらって。1時間でもいいから。何かきっかけをつかめる選手がいると大成功だよ」と語った。

   また、番組アシスタントから春季キャンプに臨時コーチとして招へいしたい人物を問われた高木氏は、サッカーの元日本代表FWでJFL鈴鹿ポイントゲッターズの三浦知良(54)の名を挙げた。

「あれだけ長くできる人は何か持ってないとできないよ。情熱が失せないというそういうものってなんなのか。昔若いころから単身ブラジルに行って苦労したこととか、なぜそこまでサッカーに対して入っていけたのか。ワールドカップに日本で出たいって。出場目前でメンバーからもれてその時どうやって立ち直ったのかとか。色々聞くこと満載だよ」

   なお、臨時コーチのオファーを受けた室伏長官は26日の定例記者会見で前向きな姿勢を見せ、スポーツ振興のために協力を惜しまないことを明かした。

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