プロ野球・北海道日本ハムファイターズが、新庄剛志監督の名刺を配布する企画を展開した。名刺は札幌駅前歩行区間の広告に貼付され、歩行者が自由に持ち帰ることができた。
しかし名刺は即日ですべてなくなり、ネット上では転売行為が行われる事態に。新庄監督本人がインスタグラムで苦言を呈するまでになった。
補充予定があるとの報道もあったが...
球団は22年シーズンから採用する新ユニフォームのPR企画として、札幌駅前の地下歩行空間に壁面広告を掲載。新ユニフォームを着用した選手の写真とともに「ビッグボス」新庄監督の名刺4000枚が添付された。
ところが名刺は初日の24日ですべてなくなり、フリマアプリで出品される事例が多発した。当の新庄監督はインスタグラムのストーリーで「なんか寂しい気持ちになりますね」と転売に苦言を呈する投稿をしている。
人気が過熱した名刺だが、広告展開日の24日放送の札幌テレビ放送「どさんこワイド」では、名刺は補充予定もあったと報じられていた。しかし26日夕、J-CASTニュースが北海道日本ハムファイターズの担当者に取材をすると、
「(名刺は)当初は広告に追加する予定でしたが、諸事情により補充が厳しくなり現時点で追加予定はありません」
と答えた。