「いいタイミングで新しい環境」
岩本氏は「完全に大学卒業して入団していきなり差を付けられてんねん。自分の4年間、何だったんだろうか。すごい悔しさと負けたくないという気持ちがあって。この4年間で身に付いたものは何だろうかと」と、しみじみ当時を振り返った。
この悔しさをバネに、チームに必要とされる選手になるためこれまで以上に練習に励んだという岩本氏。そして5年目のオフにも一層の練習で鍛え上げ、6年目に大きく飛躍した。5年目は9試合の登板に留まったが、6年目には29試合に登板しプロ初勝利を含む5勝をマークした。
同学年の大卒ルーキーの存在が大きく成長させたという岩本氏は「そういう刺激を目一杯感じる年齢、年数が(清宮に)やってきたんですよ。いいタイミングで新しい環境でしょ。色んなことが変わる中で自分も変わってリデビューしないといけない。ビッグチャンスやんか」とエールを送った。
そして「同学年の村上(宗隆)、ヤクルトの。それに追いつけ追い越せ。あの年齢の左バッターはすごいなと改めて言わせてほしい。出来ると思う。幸ちゃん、期待しているで」と締めくくった。
なお、清宮はソフトバンク・柳田悠岐外野手らと佐賀県内で合同自主トレの最中に新型コロナウイルスの陽性判定を受けた。2月1日からスタートする春季キャンプはファーム組で始動する。