「ウサギを経営難で殺処分」誤情報が拡散 名指しされた遊園地が否定「明らかに事実誤認」

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   岐阜県中津川市内の遊園地「恵那峡ワンダーランド」(冬季休園中)をめぐり、飼育中のウサギを経営難から殺処分するかもしれない、との誤った情報がツイッターで一時出回った。

   同園は2022年1月24日、公式サイトなどで「事実誤認」だとして、殺処分を否定する声明文を出した。

  • 恵那峡ワンダーランドの公式サイト
    恵那峡ワンダーランドの公式サイト
  • 遊園地がウサギの殺処分を否定
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「一部を愛好家の方にお譲りしようかと考えたことが、外部に伝わった」

   飼育中のウサギについては、SNS上で23日、同園が経営難に陥って処分するらしいとする情報が流れた。注目を集めたツイートでは、ウサギを1羽でも救いたいと拡散を呼びかけていた。

   これに対し、ウサギをどうにかしたいとの声がツイッター上などで上がり、園側の対応を非難する声まで出た。また、同園の関係者に知り合いがいるとして、ウサギの里親を募集するという人も現れ、ネット上で大きな話題になった。

   こうした情報について、恵那峡ワンダーランドは24日、公式サイトやツイッター上で「重要なお知らせ」を出して、次のように状況を報告した。

「先日SNSにて『恵那峡ワンダーランドが経営難によりうさぎを処分しちゃうみたいです』というお話が拡散され、これに関し多くの方々がご心配になられお叱りやご確認のお問い合わせを多数頂きました。
これは明らかに事実誤認でありまして、当園で大切に育んできたうさぎをあろうことか処分などと言うことは一切ありませんので、皆様ご安心ください。
今回のお話は当園のうさぎの繁殖が進み、一部を愛好家の方にお譲りしようかと考えたことが、外部に伝わったものかと思われます。
私どもの説明不足で誤った情報が拡散されたことに対し、心よりお詫び申し上げます」

   なお、経営難で処分するらしいなどとしたツイートは、すでに削除されている。里親を募集していた人は、ツイッターで処分を前提に騒いだことを謝罪し、アカウントは24日までに閉鎖されている。

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

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