俳優の阿部寛さんが主演を務めるドラマ「DCU」(TBS系)第2話が2022年1月23日に放送され、ある人気バラエティ番組を彷彿とさせるセリフが話題になっている。
水中ドローンでの捜索を提案
水中事件や事故の捜査を行う架空のスペシャリスト集団「DCU(Deep Crime Unit)」の活躍を描いた本作。阿部さんは、不愛想だがルールを無視してでも必ず真実を突き詰めるまで諦めない隊長・新名正義を演じている。
第2話では、密漁者と戦う地元漁師のリーダーの男性が、変死体となって港で発見される。男性の元で学んでいた見習いの外国人男性・サンチェス(フェルナンデス直行さん)が被疑者としてあがるが、本人は容疑を否認。男性のスマートフォンがあれば自分の容疑が晴れるはずだと主張するが、地元の刑事・坂東(梶原善さん)による捜査の結果、サンチェスの周囲から犯行に使用されたと思われる凶器が発見され、彼の身柄は検察へ引き渡されることになった。
そんななか新名は、事件当日は「半月の小潮」と呼ばれる、月と太陽の関係で波が穏やかになっていた日であることに気が付き、殺害現場近くの水中にスマホが残されていると推察。しかしこの日の海は大荒れで、潜るのは危険...。諦めかけたそのとき、新名は水中ドローンでの捜索を提案する。
「とったどー!て聞こるよねw」
メカの操作に長けている隊員・森田(岡崎体育さん)がドローンで捜査し、無事発見に至るも、スマホはドローンのアームが届かない隙間に入り込んでしまい、何度挑戦しても取れない。そこで新名は西野(高橋光臣さん)とともに潜水を決意。スマホを手に取り、水面にあがってきた西野は「取ったぞー!」と大きな声でスマホを掲げた。
見つかったスマホに録音されていたデータにより事件は進展。サンチェスの容疑は晴れ、彼に濡れ衣を着せようとした真犯人も見つかるのだった。
インターネット上では、西野の「取ったぞー!」が「取ったどー!」と聞こえるとの指摘があがっている。1998年から2016年まで放送されていた人気バラエティ番組「いきなり黄金伝説」(テレビ朝日系)の無人島企画で、お笑いコンビ「よゐこ」濱口優さんが魚を捕獲したときに言うお決まりのセリフ「獲ったどー!」とリンクした様子。「取ったぞー!はどうしてもとったどー!て聞こるよねwww突然のはまぐちぇw」「まさか海保のドラマでとったどーを聴くとは思わんかった」「とったどーーーーーー!!!! あれ?違う番組が頭に浮かんだねwww」「絶対取ったどー!って言わせたかったでしょ。これ」などと、反響を呼んでいる。