「笑点」2022年1月23日放送回から大喜利レギュラーメンバーに加わった落語家の桂宮治さんが、落語家でタレントの桂米助さんのYouTubeチャンネル「突撃!ヨネスケチャンネル」で同日に公開された動画に登場し、大喜利の意気込みなどを語った。
初登場回では好楽イジりも
ヨネスケさんは21年12月19日公開の動画で大喜利新メンバーを予想していたが、柳家喬太郎さん・春風亭一之輔さん...と次々候補を挙げていくも、宮治さんの名前が挙がったのは終盤だった。これについて宮治さんは、今回の動画で「僕動画見ながら何言ってんだろうこの人。俺だよ俺!って思いながらYouTube見てましたよ」と突っ込みを入れる。
宮治さんの加入に伴い大喜利は席替えがなされ、舞台下手側から三遊亭小遊三さん・三遊亭円楽さん・林家たい平さん・林家木久扇さん・三遊亭好楽さん・宮治さんの配置になった。隣が好楽さんだったことに宮治さんは、「(好楽さんは)本当にいい方ですからね」「イジりやすいというか...すごくやりやすい席にさせていただいたな」。
大喜利初出演の回でも早速宮治さんは好楽さんを「こちらにいらっしゃるのが先代林家正蔵師匠に26回破門になった好楽さんです」などとお題の中で何度もネタにしていた。
宮治は「実家」でリニューアルされた家具
BS日テレの「笑点 特大号」で若手大喜利メンバーだった宮治さん。本家の大喜利との違いを宮治さんは「若手大喜利の時はワーワーギャーギャー騒いだりしてましたけど、(大喜利は)55年以上続いて空気ができてる番組なんで、その中で自分だけギャーギャーやって暴れればいいんだってのは違うってわかってるんで。皆さん師匠方が作り上げていく空気の中に入っていって」と話す。笑点の長寿番組としての雰囲気を「あれを見てると実家に帰った空気とか田舎に帰った空気とか、ほっとするような番組じゃないですか」と例え、
「実家のテレビが液晶テレビになって変わってたとか、ちょっとお風呂がリフォームされてたとかトイレが綺麗になってたとか、そういう1か所ちょっと綺麗になっているだけでも実家に帰るとなんかいいね!っていう感覚あるじゃないですか。それくらいの役目をまずしていければいいかなって」
「懐かしい実家で1か所だけ真新しくなってて、それを使う皆がわくわくうきうきしてるねってそういう感覚になればいいなって思ってます」
と自らをリニューアルされた家具になぞらえて意気込みを話している。
23日の放送では黒紋付と袴で出演した宮治さんだが、このヨネスケさんとの対談動画によると大喜利で着用する着物のカラーが決まるのは2月とのこと。「レインボーとかいいんじゃないですか。何色にも染まります」とここでもオチをつけてみせた。