フェルナンジーニョはブラジルに帰国
一方、アロイージオによればアムステルダムに到着した時には予定の便はキャンセルされていたという。チケットがキャンセルされた過程において中国サッカー協会の不備があったかどうかは不明だが、アロイージオの怒りの矛先は協会へと向けられた。
アロイージオは「ウェイボー」に空港内のソファに横たわる自身の写真を添付し、すでに8時間以上もアムステルダムの空港で待たされ、さらに14時間もここに滞在しなければならないとし、ホテルに宿泊することも出来ない状況にあることを訴えた。
そして中国サッカー協会の組織としての能力に疑問符をつけ、「我々に対するリスペクトが全くない」と怒りを露わにした。
アロイージオは14年にブラジルのサンパウロFCから中国スーパーリーグ山東泰山に移籍し、19年7月に中国国籍を取得。W杯アジア最終予選では21年10月13日のサウジアラビア戦でゴールを決めている。
なお、「新浪体育」(WEB版)は24日、アロイージオとアランの2選手が日本へ向けてアムステルダムを発ったと伝え、フェルナンジーニョは家族の健康上の理由からサンパウロに戻ったと報じた。