人気YouTuberグループ・フィッシャーズが2022年1月21日、「医療従事者への苦情」を語り賛否両論を呼んでいた動画をめぐり、謝罪コメントを発表した。
「徐々に呼吸が出来なくなったことで、焦りもあった」
フィッシャーズが謝罪コメントを掲載したのは「【料理音痴】豚汁の作り方完全に忘れてるけど作ってみたら最高傑作ができた!?」と題された動画の概要欄だ。
フィッシャーズは5日に「シルク、呼吸できなくなって救急車に乗ることに。」、17日に「傷つくわ。」と題した動画をそれぞれ公開。年始に体調不良を感じたメンバーのシルクロードさんが、万が一のことを考え自分で救急車を呼び、搬送・処置された際の様子を明かしていた。
スポニチアネックスの19日付記事によると、17日公開の動画でシルクロードさんは、搬送先の病院で処置を受けたのち「『死ぬか生きるか以外で、救急車をそうやって簡単に呼ばないでください』って言われた」などと訴えていたという。
一連の動画をめぐっては、急な体調不良に不安を感じたというシルクロードさんに寄り添う声もあれば、搬送時の様子を撮影するなど他メンバーらを含めた行為を咎める声もあり、騒動となっていた。2本の動画は20日朝までに非公開となっている。
フィッシャーズは21日に公開した動画の概要欄で、一連の動画に関し謝罪した。問題の原因とあわせ、次のとおり書いている。
「1月5日、1月17日に公開をさせていただきました動画に関しまして、各所にご不快な思いをさせてしまい、誠に申し訳ございませんでした」
「徐々に呼吸が出来なくなったことで、焦りもあったため判断力が欠如しており、適切な判断が出来ていなかったと今は考えております。その上で、救急搬送時に配慮に欠けた撮影を行ってしまっていたことに関しましても深く反省しております」