パイプを点検したら...野生のタコ発見! 水族館の衝撃報告に反響→その後どうなった?

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「タコはかなり細い隙間を通ることができる」

   清浄な展示水槽を維持するため、海水を運び入れるパイプには3箇所にわたってストレーナーなどのろ過装置を設置しているという。毎日状態を確認し、清掃の頻度は数時間から数日間隔など海の状況によって変動する。

   ストレーナーにタコが入っていた理由について、施設管理者は次のように推測した。

   まず、海中にあるパイプの大もとは「砕いた岩を積めた籠」で覆っているが、目詰まりを防ぐために腕が通る程度の穴を幾つか開けていると説明。そして、

「タコはかなり細い隙間を通ることができるので、その穴を通ったか、籠の中の岩の隙間を通ったと思われます」

とする。また、今回はストレーナーで止まっていたが「そこをすり抜けていつの間にか水槽に住み着いた生き物もたくさんいます」とも明かす。

   一例として、館内のエリア・ふくしまの海で展示している「キタミズクラゲ」をあげた。「いつの間にか水槽内で増えていた」という。

   続けて施設管理者は来館者に向けて、下記のとおり伝えた。

「普段皆さまが何気なく見ている水槽の壁にも、いつの間にか生き物がくっついて増えていることもあります。今度お越しになった際、そんな生き物にも注目して見てください。

どれがどれだか分からないと思いますので、近くに飼育員がいたら捕まえて聞いてみると、面白い話が聞けるかもしれません」
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