日本文理高、野球部員「暴力動画」拡散で謝罪 校長はいじめ否定「一方的なものではなかった」

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「注意しても改まらず手を出しており、いじめでない」

「殴った生徒は、殴られた生徒に日ごろから注意していたが、改まらなかったので手を出したということでした。一方的なものではなかったことから、いじめではなく、暴力行為だと考えています」

   被害者には、ケガはなかったという。

   動画投稿は、1月19日朝に把握したといい、殴った生徒に対しては、校内の規定に沿って特別指導を行うとした。具体的な内容は、まだ決まっていないという。調査が終わって、新潟県の大学・私学振興課や高野連には連絡したとしている。

   今後の大会出場については、「まだ何も決めていません」と話している。

   日本文理高校のサイトでも20日、「寮内の生徒の問題発生について」と題して報告した。「このたび、多くの方から寮内でのいじめ動画が拡散されているとのご指摘をいただきました。調査の結果、本校の寮内にて野球部生徒による暴力行為があったことを確認しました。関係生徒については、校内の規定に沿って特別指導を行い、以後このような問題が再発しないように対応します」などとして謝罪している。

   県の大学・私学振興課は同日、「高校からは、事実確認して調査中だと聞いています」と取材に話した。一般の人から20日に動画について県に情報提供があり、その内容を高校に確認したという。

   新潟県高野連の専務理事は同日、「高校から19日に報告を受けました。大会の辞退などは聞いておらず、出場するかどうかについては分かりません」と話した。日本高野連の本部にもすでに連絡したとしている。

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

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