プロ野球・巨人は2022年1月18日に公式ユーチューブチャンネルを更新し、中田翔内野手(32)と秋広優人内野手(19)が沖縄・石垣島で行っている自主トレ動画を公開した。
今回の自主トレは秋広が中田に弟子入りを志願して実現したもの。動画は「秋広優人覚醒へ!中田翔流自主トレ潜入」とのタイトルで公開され、両者がトレーニングに励む姿が収められている。
「184cmある中田選手が小さく見える...」
動画の中でスタッフから身長2メートル2センチの秋広との2ショット撮影を求められた184センチの中田は「恥ずかしいわ。俺めっちゃちびに見えるやん」とぼやきながらも笑顔で応じ、秋広の肩に手をやって拳を握りしめポーズを決めた。
自主トレの充実ぶりをうかがわせる動画にコメント欄には「大将明るくなったなぁ」「元気な中田、秋広選手見れて良かった」「大将来た時は暗かったけど、今見てたら明るくなって嬉しい」「184cmある中田選手が小さく見える...」などのコメントが寄せられた。
また、1月17日にはインスタグラムを更新し、プロボクシングの元WBA世界スーパーフェザー級王者・内山高志氏(42)から打撃指導を受けている画像を添付し、「チャンピオンがバッティング指導に来てくれました!!ありがたい時間でした。みんな良い刺激を頂きました!ありがとうございます!!」とのコメントを投稿した。
秋広「いいトレーニングが出来てる」
中田は21年8月4日のエキシビションマッチの前に日ハムの同僚選手に暴力行為をし、球団から無期限の出場停止処分を受けた。11日にコミッショナーより「出場停止選手」として公示されるも、20日に無償トレードで巨人に移籍したことが発表された。
入団2日後、22日のDeNA戦で移籍第1号を放つも、その後は低迷が続き2軍落ちを経験。昨季は巨人で34試合に出場し打率.154、3本塁打、7打点と不本意な成績に終わった。移籍2年目となる今季は92キロまで落ちた体重をベストの109キロまで戻して再起を図る。
一方、弟子入りを志願しての自主トレとなった秋広は「今年初めて先輩方と一緒にやるってなって、去年のシーズンも1年経験してみて、1年戦い抜くには体力だったり体のコンディションだったりもすごい大事だなと思ったので、そういう面ではすごいいいトレーニングが出来てるなと思っています」と手ごたえをつかんだ様子だった。