巨人から自主退団、陽岱鋼はどこへ行く 地元メディアも去就心配「台湾に残っているのは陽だけ」

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   プロ野球の巨人を退団した陽岱鋼外野手が35歳の誕生日を迎えた2022年1月17日にインスタグラムを更新し、地元台湾に到着した様子を報告した。

   インスタグラムには白のジーンズをはき、黒いマスク姿でキャリーバックを引く画像を添付し、「台中」とのコメントを投稿。また、ストーリーでは誕生日ケーキを前に笑顔を見せる画像を投稿した。

  • 陽岱鋼(写真:アフロ)
    陽岱鋼(写真:アフロ)
  • 陽のインスタグラムより
    陽のインスタグラムより
  • 陽岱鋼(写真:アフロ)
  • 陽のインスタグラムより

「新たなステージに挑戦したい」

   陽は16年オフにフリーエージェント(FA)で日ハムから巨人に移籍。契約期間は5年で昨季が契約の最終年だったが、1軍の出場は7試合にとどまり打率.143だった。

   巨人は21年11月25日に陽と来季の契約を結ばず自由契約にすると発表。スポーツ各紙によると、当初球団は再契約の方向だったものの、陽が「新たなステージに挑戦したい」という意向を示し、退団を申し入れた。

   日本の他球団や米国でのプレーを視野に入れ所属先を模索しているとみられる陽だが、1月18日時点で新たな所属は未定となっており、日本、台湾両国で去就に注目が集まっている。

「ファイターズに戻って来て欲しいです」

   台湾メディア「聯合新聞網」(WEB版)は1月17日に陽が35歳の誕生日を台湾で迎えたことを伝え、陽の現状をリポートしている。

   記事では日本の球団に所属している台湾出身の選手、チェン・ウェイン投手(阪神)や王柏融外野手(日ハム)らが2月1日にスタートする春季キャンプに備えて日本入りしていることを伝え、「台湾に残っているのは陽岱鋼だけです」と指摘している。

   陽のファンからは日本球界での活躍を願う声が多く見られ、インスタグラムには「ファイターズに戻って来て欲しいです」「絶対日本にいてください」「また日本の球場でプレーを見たいです」「早く日本に帰って来てー!」などのコメントが寄せられた。

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