撤退可能なのに「引くも地獄」と喧伝
ではなぜ、宮迫さんは時計を売ることを宣言したのか。この点について若林氏は、先ほどの中田さんの問いかけに応える形で、
「そうそう、そうです。ただまぁ(時計を売るというのは)男気なんで。兄さん(宮迫さん)の男気なんで。昔からです。究極のナルシストなんですよ、本当は時計だって売りたくないんです。
なんですけど、男気で売るって言っちゃうんです。今までもかばわなくていいようなところもかばってくる。その隠してきた結果が嘘に繋がっちゃってるわけで、実は本当は嫌なところを持って行っているのに、見え方が悪いんですよね」
と説明した。中田さんが「(時計を)売らなくてもいい資金がまだあるってことですよね?」と確認すると、若林氏は「そうです、はい」と頷いた。
なお、牛宮城の家賃は月280万円。若林氏によれば、5年契約ではあるものの入居したいという企業は複数あり、撤退しようと思えばできる状況だとも語った。
このように、撤退が可能にもかかわらず、宮迫さんがかつて「行くも地獄、引くも地獄」と話したことも俎上になった。宮迫さんは「お笑い芸人としての返しよね」と釈明するも、中田さんは「視聴者からすれば、『ボケてる場合か』っていうね」と呆れ顔で突っ込んだ。
そのうえで、若林氏から経営方針に関する説明も聞いた中田さんは、「つまりこれは地獄に向かうプランではないと言うことですよね?」と念押し。宮迫さんは「ほんまに地獄に行くんやったら絶対しない。まだオープンしてない(のに)」とキッパリ言い切った。