計画通りいかず?続報無し
発表後、評判は芳しくなかった。
バーチャル空間のクオリティをめぐり「プレイステーション1を思い出させる」「よくGOサインが出たな」とSNS上で厳しいコメントが相次ぎ、望まぬ形で話題となった。
JTBは当時、J-CASTニュースの取材に「オンラインゲームのようにグラフィックを極めるのが目的ではなく、コロナ禍で移動が制限される中で、観光地での交流を実感できて、いかにリアルにもつなげるかを考えています」と意に介さず、「全国各地から問い合わせを受けており、地元からの要望を受けて一緒に空間を作り、ブラッシュアップと品質向上を目指したい」と手応えを口にしていた。
取材では4月末に登録を始め、7月以降には日本人も対象にするとの青写真を伝えていた。しかし、現時点でJTB、FJC、FIXERからの続報は見つからない。
JTB広報に2021年1月13日、進捗を尋ねると「開発を進めていますが、今の時点で新たに公表できる内容はございません」と答えた。プラットフォームはいまだ一般公表できていないとする。