「周りを盛り上げるだけではなく、自分個人として成長した姿を見せる」
終演後に報道陣の取材に応じた岡田さんは、後輩メンバーへの思いを
「STUのメンバーが、これだけ成長してファイナリスト(ベスト8)に残ってくれたことで、私は4回出た甲斐があると思います。みんなの成長をそばで見ることができて、一緒に喜びとか悔しさとかを分かち合えてよかったです」
などと語る一方で、岡田さんの「個人としての成長」に関する言及も多かった。
21年は「エイベックス・アスナロ・カンパニー」に移籍し、AKB48としては1年半ぶりの新曲「根も葉もRumor」のセンターという重責を担った。岡田さんにとっては「みんなに頼ってちゃいけないんだな、という思い」を抱いた1年だ。ソロ活動が増える中で、今回の大会では「周りを支えるとか周りを盛り上げるだけではなく、自分個人として成長した姿を見せる」ことを目指した。
優勝決定直後には、
「先頭に立って頑張らなきゃ!という気持ちで、みんなと一緒に頑張りたいなという思いです」
と話していた岡田さん。「先頭で引っ張る」ことへの思いを聞かれると、「個人としても活躍していく」ことがグループへの貢献にもつながるとの思いを明かした。
「『根も葉もRumor』でAKBの意識がガラッと変わって、いい風が吹いている中での、この歌唱力No1決定戦で、AKBである自分が1位を取った意味は絶対あるなと思うので、ここからこの結果を胸に、自分自身、個人としても活躍していくことで、何か48グループにプラスに働けばいいなと思うので、頑張らなきゃと思っています」